KTC振り返り(語学授業①)

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ナマステ!

静岡は晴天。ポカポカ陽気。

昨年すでにグアテマラ隊は無事に出国・到着したよう一安心。早く自分もいきたいな…

さて、駒ヶ根訓練所(以下、KTC)でのことを少しずつ振り返っていこうと思います。

Home Class & Technical Class

派遣前訓練の概要については他の隊員がきっちり書いてくれてると思うので割愛です。ざっくり言うと

6:30より朝の集い、8:45 〜17:00まで授業や講義、17:00以降は自主学習・自主講座・班会議、23:00に就寝です。今、考えるだけでもよく70日間やってこれたなという感覚になりますね。でも本当に充実していたなと思います!この1日の比重をかなり占めているのが言語クラス(KTCでは英語、スペイン語、フランス語、ネパール語、ロシア語、ベンガル語)。そしてその語学クラスは「Home Class」と「Technical Class」にわかれます。(KTC では英語とスペイン語)違いはなんだ!って感じですよね。

Home Class…Grammer, Speaking, Listeningなどのいわゆる語学授業。ただ各クラスごとに色が違う。

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Technical Class…各候補者が発表(プレゼン)や模擬授業を行う。それぞれの分野(職種)に関係した内容。任国での活動を想定したクラス。

こんな感じです。

Technical Class

英語でプレゼン!?日本語ですら自分がやるであろうワークショップ、アイスブレイク、ファシリテーションができるのか不安なのに…しかも4回×40分(10分はQ&A)…実質30分で何ができるんだ!って思いました。

でもやるわけです。そしてそして本当にいい実践になりました。(出来はさておき。)私の場合だと時間の短さ+4 回という機会を考えて何とか「起承転結」に収まるようなWorkshop をしました。

  1. Icebreaking ( Triangle Game )
  2. Fieldwork in KTC
  3. Brainstorming
  4. Prioritize the solutions

このような感じです。自分の語学レベルの低さと語彙力のなさを痛感しながらも良き実践の機会になりました。Brainstormingやfieldworkなんて知ってる!って思うかもしれませんが敢えてベーシックなものばかりやりました。というのは、私のTechnical Classには「コミュニティ開発」「環境教育」「水質検査」の3 つの職種が混在していました。やるプレゼンも各職種で異なり勉強になるものばかり。初めて知る知識もたくさん。

そう「初めて知る知識」がたくさんなんです。私があたりまえだと思っていることはあたりまえではないんです。なのでベーシックなものをやりました。

私のクラスにはもうひとりコミュニティ開発隊員がいたのでふたりで最初に大体何をやりたいか被らないように相談もしました。その同期のプレゼンもまた良かったです。

コミュニティ開発の大変優秀な同期隊員(ルワンダ派遣)が彼のblog(http://blog.livedoor.jp/norehero/)にてTechnical Classでのワークショップについて書いてくれていますのでそちらも是非チェックしてください。

本当に参考になり刺激になります。素晴らしく尊敬ができる仲間がいて本当に嬉しい限りです。

Icebreaking(Triangle Game)

初回に行ったのは「Triangle game」というIcebreaking。

4人という少ない人数でも簡単に出来ました。今回は4人を2グループに分けて実施。必要備品は

  • 模造紙人数分+グループ数分
  • マジック

のみです。方法についてですが、まずはテーマを決めます。例えば「行ってみたい国は?」とかです。そして模造紙におっきな三角形を書いて三分割します。一番上のスペースが「一番行ってみたい国」、二番目が「次に行ってみたい国」、三番目が「次に・・・」て感じです。これをまずは個人ワークでやらせます。「行きたい理由」は人それぞれです。「観光」「食事」「勉強」など。ワークをやってもらう際には「行きたい理由」をこちらで絞らせないようにしました。

個人ワークの後はペアワークです。ここでは違う模造紙にまた一つの三角形を描き、ふたりでひとつの三角形を作ってもらいます。自分の行きたい国を相手に思いっきり語ってもらうわけです。そして、二人の意見をまとめてもらい「二人にとっての行きたい国」を決めてもらうわけです。要は気軽なディスカッションをしてもらいました。ペアワークの後には全体での発表があったので楽しく真剣に話し合っていたと思います。

参加者がディスカッションをしている間に私はふらふら歩きながら各個人・グループをまわりながら参加者と話をしました。

決して邪魔をしたいからまわっていたわけではありません。困ってそうな人がいたら少し助け舟を出してあげたり、ワークを終えている人がいたら選んだ理由や、私の意見を少し言ってみたり…可能な限り会場を和やかな雰囲気にする用に努めました。ワークをやっている間は音楽も流していました。(音楽は歌詞がないインストがベターかと思います。)

いつかファシリテーションについてもblogに書ければいいなー。完全に個人的な意見になってしまいますが(笑)

すごく簡単なアイスブレイクですし、こんなのをTech でやんのかよ!って感じですがこのワークはテーマを変えれば内容もガラッと変えることが出来ますし、自己紹介からシリアスな問題にも応用できるんじゃないかと思います。

ワークの写真撮っとけばよかった…激しく後悔してます。

では!

記事を書いている人


名前:あらちゃん
年齢:28歳
出身地:静岡県
静岡県立大学国際関係学部卒。若者支援団体「若者エンパワメント委員会(YEC)」OB。エンパワメントの重要性を認識。
卒業後は人材派遣会社(東証一部上場)にて、製造工場での現場研修の後、営業・採用・労務管理として3年間勤務。青年海外協力隊へ応募し登録から合格へ。27年度3次隊。駒ヶ根訓練所。インドにて養蚕普及活動に携わる予定。

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