KTC振り返り(語学授業②)

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ナマステ!

日本は一気に寒くなりましたね。寒さを感じると駒ヶ根での生活が蘇ってきます。

さて、Technical ClassでやったWorkshopを振り返ります。

Field Work

Field workって言っても全くもって立派なものではありません(笑)そもそも「Field work」ってなんだ?って思う人もいるかと思います。インターネットでこの言葉を調べると、

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こんな画像や

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

髑髏!?

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人と虫眼鏡?などなどでてきます。

私も全くもって詳しくありませんが、実際にField workが用いられてる学問は「社会学」「文化人類学」「考古学」などがあげられます。

自分の持つField workのイメージは上の画像でいうと一番上と一番下です。

あくまで私の考える意味ですが、「調査対象のある現場(フィールド)に赴き、調査対象はもちろんの事、それを取り巻く環境(人や物などの資源)を観察・聞き取り調査を実施し対象についての調査を行うこと。」と認識してます。違うしょそれ!って思う人はいつでもコメントくださいね。

これの入り口にあたることを私のTechnical classでは訓練生に実施してもらいました!

取り組んだActivity

では実際にクラスでは何やったの?ってことですね。

クラスで要求したことは『駒ヶ根訓練所の良い所と悪い所の写真をそれぞれ一枚ずつ撮ってきて!』ってことです。ただしひとつだけルールをつけました。それは『自分の職種と関連づける』ってことです。各訓練生がそれぞれの任地に行った際、現場へ行って浮かび上がった自分の職種では対処できない問題点を改善するのはなかなか難しいです。

また、授業のタイミングが駒ヶ根訓練所へ入所して1ヶ月弱ぐらい。訓練所での生活にも慣れ、良い所も悪い所も感じ、またそれらを受け入れてきている時期かなと思ったのでどちらも発見できるかなと思いました。訓練所を「身近」に感じてきた時だからこそです。

派遣国に行って生活環境に慣れるまでは自分の活動をスタートするのは難しいと思います。派遣国に慣れ、自分の置かれている環境にある程度順応できるようになってからでないと「現場に行くぞ!課題や資源やコミュニティを見つけだずぞ!」っていうモチベーションにはなれないかなって思います。まーそんな感じです(笑)話まとめんの下手くそですね…(笑)

さてさて、何回か触れましたが私のクラスには「コミュニティ開発」「環境教育」「水質検査」という全くもってバラバラな職種が集まっていました。どんな写真を撮ってくるのかなーってウキウキしながらただただ私はクラスで先生と待っていました。

そして撮ってきた写真がこちら!

bad

使用していない部屋なのに電気つけっぱなし!

good

ゴミの分別がされている!(Recycle)

bad

部屋に緑がない!

good

エコ活動への取り組みが進められている!

good

安全管理への取り組み(コードによる躓き防止)

bad

使用できていない資源がある!

皆さんはこれらの写真についてどう思いましたか?15分くらい訓練所を歩き回ってもらい急ぎで撮ってきてもらいました。気づいて欲しい、感じて欲しいのは各候補生によっての視点が異なること。もちろん「自分の職種に関連付けて!」というルール設定により撮ってきたものが違うのは当然ですが、各自の専門性によって良い点と悪い点の捉え方が違うってことです。

これが何を意味するのか?個人によって同じものでも全く違って見えるってことです。私たちが活動を実行していく上では本当に大事なことです。自分が気付かないこと(主観的視点)でも他人から見たらわかること(客観的視点)がたくさんあるんです。

このことがちゃんと伝わってればいいなー。

さて、最後の一枚。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

…うん???

栄養について?衛生について?3Rについて?食器を洗う際の水の問題?

この写真を見たときいろいろ考えましたが、この写真を撮った候補生が言った言葉に驚愕を受けました。

「…地元の料理が恋しい!!!!!」

はい。見事に裏切られました(笑)現場にいる住民たちとワークをしたらこういう意見も出るのかなーと改めて思いました。

人の意見は千差万別。当たり前が当たり前ではない。固定観念からの脱却の必要性。

こんなことを再認識できた授業 でした!では!

記事を書いている人


名前:あらちゃん
年齢:28歳
出身地:静岡県
静岡県立大学国際関係学部卒。若者支援団体「若者エンパワメント委員会(YEC)」OB。エンパワメントの重要性を認識。
卒業後は人材派遣会社(東証一部上場)にて、製造工場での現場研修の後、営業・採用・労務管理として3年間勤務。青年海外協力隊へ応募し登録から合格へ。27年度3次隊。駒ヶ根訓練所。インドにて養蚕普及活動に携わる予定。

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