ワナッカム!養蚕研修についてです。
Contents
Rearing
4th moult終了です。この次の脱皮(5th moult)は繭(cocoon)の中です。恥ずかしながら繭の中で脱皮するの知りませんでした。
卵(egg)→幼虫(larva)→さなぎ(pupa)→成虫(moth)
幼虫ステージも佳境。
脱皮準備に入った時・終わった時のタイミングでいつものlime powderとAnkushを実施。
また、final instarには脱皮から3日後と5日後にもAnkushを行います。

スペースほぼいっぱい。

養蚕農家でぎゅうぎゅう。

3段ベッドになりました。
幼虫が成長するにつれて労働も負荷が大きくなっていきます。
Sericulture Engineering Division
養蚕に関わる設備や機械について。このエンジニア部門で大切になっているのは2つ。
- Building(Rearing house)
- Mechanization
です。
建築について。
Rearing houseの設計図や模型を見させてもらいました。環境によりデザインを変える必要があり、且つ所得や養蚕規模が異なる農家それぞれに受け入れられるRearing houseを建てなければ意味がないとのことです。「Chawki」なのか「Late age worms」なのかでもハウスは変化します。
機械化について。
日本と同様に、農村部に住む若者たちが仕事を求め都市へと流出しており、そのために農村の労働力不足が問題化しているとのこと。この問題を解決するためにも「機械化」は必要だそうです。仕事の効率化・低コスト化・シルクの品質向上などにも一役買っています。
Reeling Section
繭から生糸を取る作業です。

繭から糸を1本とり引っ掛ける。すごく簡単にやるが難しそう。

沸騰した湯に入れるのは糸を取り易くするため…らしい。

再・巻き取りのための機会。
このReeling Sectionにはもう一度伺う予定。
残り約1週間
気づけば残り約1週間。養蚕についての知識のベースができてきている…はず(笑)
てかインドに来てだいぶ太ってきた(お腹周り)ので明日の朝から走ろうと思います。ここに宣言!食生活からして炭水化物ばっかり食べてるからだろうな…
Today’s song
「Leaving Grapefruits」 [Alexandros]