NGOに訪問してきました!~ANANTHA ASHRAM TRUST~

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ワナッカム!

任地HosurにあるNGOに訪問してきました。

訪問目的

なぜNGOに訪問したのかというと、

私は2年間の活動で地域にある社会資源を調査しようと思っています。そして社会資源リスト&マップを作成し可視化するつもりです。

私の要請活動である「養蚕普及活動」に繋がるものも、繋がらないものもあると思いますが、自分の目で可能な限り確かめていくつもりです。

ANANTHA ASHRAM TRUST

今回訪問したのは「ANANTHA ASHRAM TRUST」(以下、「AAT」)というNGOです。1985年に設立された、捨て子(abandoned children)や孤児(orphaned children)への生活・教育・医療のケア・養子縁組の実施・地域住民に対する無償の医療サービスを実施しているNGOです。

敷地内には子供達のための施設、医療センター(薬局・入院施設・ICUなど)、スタッフの休憩所などが設備されていました。

計70名(医者、看護師、ソーシャルワーカーなど)が現在この施設で働いています。医者と看護師は三交代制で働いています。

また、約20名の子供たち(5歳から22歳)と赤ちゃん15名がこのセンターにてケアを受けています。子供達はこの施設を利用しながら近隣の学校へと通っています。

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Community Health Centre

AATでは地域への医療訪問サービスや月に一度「Community Camp」という医療スキームを周知させるイベントも実施しているとのことでした。

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Medical centre reception

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患者の入院ルーム(Exective)

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Univarsal Designを取り入れたスロープ。

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薬局。

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救急車。寄付されたものだそうです。

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教会もcampus内にありました。

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スタッフの待機所。

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ソーサルワーカー用オフィス。

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赤ちゃん・子供たちの施設。

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遊具広場もありました!

施設はDonation(CUP Internationalや個人から)と州政府からの援助を資金源として運営されています。州政府からの援助は年によって全く額が異なるとのこと。ちなみに今年は10lakhs(100,000Rs)、昨年はゼロだったそうです。

Abandoned & orphaned childrenはなぜ生まれるか?

見学をした際に「どうして捨て子や孤児が生まれてしまうのか?」という質問をしました。

このように答えてくださいました。

「インドの田舎地域に住む家族にとって、女の子が生まれてくるのは好ましくないこと。(労働力にならない、結婚時に相手家族に対して「Dowry:持参金」の負担etc)一人目はまだいいが、二人目も女の子が生まれた場合には毒などを使い殺してしまう、放棄してしまうことがある。AATにいる多くの赤ちゃんは女の子なんだ。」

家庭経済的にそもそも子供を育てられない、(男の子ならば将来Dowryを手にすることができるし、労働力にもなるから子供を作ろうとする。)、重度の病気や疾患を抱える子供が産まれるケースなど様々なバックグラウンドにより捨て子や孤児は生まれていきます。

AATは毎月2~3人赤ちゃんを受け入れているそうです。

Cradle Baby Scheme

赤ちゃんを殺してしまう(Infanticide:幼児殺し)を防ぐためにタミルナードゥ州政府が取組んでいる「Cradle Baby Scheme」というプログラムがあります。

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Cradleとは「揺りかご」という意味。

母親は赤ちゃんを匿名かつ秘密的に州政府に渡すことができるという制度です。このような赤ちゃんは州政府公認の孤児院または児童養護施設へと送られ養子縁組を待ちます。

養子となる子供を探す方法としては、

の二つが方法であると言っていました。

また、養子を受け入れる家族は約40,000Rs+募金(任意額)を孤児院または児童養護施設に支払います。このお金は施設の子供たちの生活のために使われます。

CARAを利用する際には職業・年収・居住地などを入力する必要があり、養子縁組希望する家族がしっかりと子供を育てられるかどうかが判断され、その判断の後に養子の候補となる赤ちゃんを見ることができるという仕組みです。

うーん…なんだろうこのプログラムは…聞いていてもやもやしました。

引用元記事:

訪問を終えて

  • 施設の子供たちに向けたイベントを実施する。
  • 孤児院や医療機関で活動している隊員につなげる。
  • 医療機関(AAT)で実施しているDisinfection/Sanitationを自身の活動に取り入れる。
  • 施設を利用している地域住民(農家)に養蚕を広げる。

こんなことはできるのかもなーなんて思いました。また訪問しながらずっとタミフェスのことを思っていましたね。

タミフェス!
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今回訪問したNGOは「養蚕」とは違うフィールドで活動しています。ただ直接的には関係なさそうに思えることも部分的には何かしらのつながりが得られるとも思いました。JICA やJOCVについても少しは知ってもらえたと思います。

地道で小さな小さなことをこうやって続けて行こうと思います。今回できたつながりがいつか自分の活動の助けになりますように!

では。

Today’s song

「Somewhere Only We Know」Lily Allen

記事を書いている人


名前:あらちゃん
年齢:28歳
出身地:静岡県
静岡県立大学国際関係学部卒。若者支援団体「若者エンパワメント委員会(YEC)」OB。エンパワメントの重要性を認識。
卒業後は人材派遣会社(東証一部上場)にて、製造工場での現場研修の後、営業・採用・労務管理として3年間勤務。青年海外協力隊へ応募し登録から合格へ。27年度3次隊。駒ヶ根訓練所。インドにて養蚕普及活動に携わる予定。

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