#5 養蚕農家訪問記

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ワナッカム!

養蚕農家(Cluster)への訪問記録です。

BAGALUR(8/3)

BAGALUR への訪問。この日CPはNative Placeに帰っていたので不在でした。

訪問先はG.Agrahamというエリア。

1軒目の農家さんは300〜350dflsを一度のcropで育てています。年間を通して7〜8度のcropです。カイコの種類は交雑種(CB)。Rearingに4名、Spiningに6名、庭に4名のワーカーを常に雇っています。桑畑は4acresを所有しています。

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1軒目の農家さん

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Bamboo chandrikeとPlastic netrike

SpiningにはBamboo chandrikeとPlastic netrikeを使っていました。これからPlastic netrikeに移行をしていくそうです。

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桑畑とワーカー。

現状、生活に満足している彼は現時点ではSHGに興味関心はないとのことでした。

SHGに出会う

2軒目の農家へ移動。ここでヒアリングをしているとまたまた近隣農家が集まってきてくれました。

集まってきてくれた農家にいた2名の女性。彼女たちは女性で構成されているSHGに所属しており、ひとりはそのSHGのリーダーをしているとのこと!

SHGの名前は「Sridevi」。構成メンバー数は20名。SHGで銀行口座を一つ開いてメンバーが月々に一定額を貯金していくシステム。貯まったお金で銀行からローンを借りたり、農業設備への投資、子供の教育費、急な出費に対して貯蓄されたお金を使用し、また返済していくというシステムを運用しています。

このシステムが成り立つ前提として、各メンバーが必ず一定額を毎月貯金するという信頼とモラルが必須です。そういう意味で個人のモラルと各メンバー間の信頼がしっかりと構築されている、各メンバーのつながりが強さが裏付けされている気がします。

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SHGメンバーの貯金額と共有口座の通帳

リーダーの農家はこのSHGに所属して4年だそうです。

NGOの情報を得る。

「Sridevi」は「Integrated Village Development Project(IVDP)」というNGOから支援を受けています。

Screenshot of www.ivdpkrishnagiri.org

Integrated Village Development Project – Krishnagiri

「IVDP」は農村部に住む女性に対して、貧困生活からの脱却をSHGの形成を通じて支援しています。ワークショップの実施、Government schoolへの本の配布、公衆衛生活動など分野は多岐に渡ります。
支援地域はインドタミルナードゥ州。IVDPが関わり形成した女性SHGの総数は10026にも及びます。
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SHGの議事録

「SHGのミーティングに参加したい」と言ったら、

「NGOのオフィスミーティングが8/22にあるよ!」

と言ってくれたので参加するつもりです。

日進月歩

SHGやNGOの情報を知れていい訪問になった気がします。

これからも1日1日一人でも多くの人を自分の活動に巻き込み、自分の存在を知ってもらえればと思います。

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ムダ

写真は「ムダ」と呼ばれるラギで作られた南インドで見られる庶民の食べ物。ヘルシーだし見た目以上に美味しいんですよ!笑

では。

Today’s song

「キミシダイ列車」ONE OK ROCK

記事を書いている人


名前:あらちゃん
年齢:28歳
出身地:静岡県
静岡県立大学国際関係学部卒。若者支援団体「若者エンパワメント委員会(YEC)」OB。エンパワメントの重要性を認識。
卒業後は人材派遣会社(東証一部上場)にて、製造工場での現場研修の後、営業・採用・労務管理として3年間勤務。青年海外協力隊へ応募し登録から合格へ。27年度3次隊。駒ヶ根訓練所。インドにて養蚕普及活動に携わる予定。

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