ワナッカム!
インドタミルナードゥ州ホスールにて養蚕農家への知識・技術普及活動に取り組んでます、あらちゃん(@kazuuuyama)です。
検索ワードを眺めていると、
「青年海外協力隊 登録」
っていうワードがちらほら目につきました。
やっぱりこの期間は不安ですよね。「登録って何だよ!」って私も思いましたし。
その「登録」期間中にやったこと・考えたことを振り返ろうと思います。
Contents
「登録」とは?
そもそも「登録」って何?ってなりますよね。JICAのHPにはこのように説明されています。
選考の結果、職種の受験者として合格ラインをクリアしているものの、「募集中の要請内容に適合しない」、「要請の活動先医療事情と健康状態が適合しない」あるいは「要請数が合格者数より少なく、派遣される要請がない」といった場合に、「登録」となります。「登録」になると、合格者が辞退した場合に繰上げ合格の対象となり、また、ボランティア受入国から登録者を受け入れたいというオファーをお待ちいただくことになります。登録期間は約6ヶ月で、登録者と青年海外協力隊事務局との間には身分上の拘束関係はありません。また、健康診断により派遣不適と判断されたものの、短期間で完治可能な場合は「健康条件付登録」となることがあります。この場合は、完治したことを証明するものを提出することによって「登録」となり、登録者と同様の扱いとなります。
引用元:http://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/process/secondaryselection.html
「登録」になった場合は二次試験の合格発表の際に番号がありません。
しかし、結果通知は合格者と同様に「速達」で郵送されてきます。
結果通知を手元に受け取るまでは本当にわからない状態です。
ただし、合格発表時に登録者数は確認できるので、自分の二次試験の手応え次第で心構えが変わってくるかもしれませんね。
登録期間中にやったこと。
登録期間中にやったことは以下になります。時間が経っているので曖昧な点もありますがご了承ください。
「登録」についての同意書の記入と送付
まず郵送されてきた「登録同意書」に署名をしました。要は「登録」という措置に同意しますか?しませんか?という承諾です。
登録に同意しても、辞退してもそれは本人の意思次第です。
会社への説明
青年海外協力隊に応募するにあたり「現職参加」か「退職しての参加」かはとても大きな問題の一つだと思います。
私の場合、所属していた会社に青年海外協力隊参加による休職制度がなかったために職場を退職して青年海外協力隊に参加予定でした。
二次試験まで進んだ段階で、上司も私も退職に対して準備を少しずつ始めていました。
そして、合格ではなく登録になったということを伝えた上で、
「繰り上げ合格になるかもしれないし、ならないかもしれない。ただ、繰り上げ合格にならなくても次回の選考にも絶対に応募したい。」
この意志ははっきりと伝えたと思います。
合格発表から1ヶ月後、JICAより合格になったという連絡を受けた際も、「合格の結果を受託して青年海外協力隊に参加した。」という意志も明確に示せました。
会社の業務への支障を極力抑えること、理解を得ることは大切ですね。
私も会社も、退職に向けての業務へスムーズに移行できたと思います。そしてなにより私の意志を理解してくれた職場の上司・同僚には本当に感謝しています。
両親への説明
両親への説明も同様にしました。
上司へ伝えたことと同様に、今回がもしダメでも次回も絶対に応募するという意志は伝えました。
帰国後のキャリア、退職後の期間の生活、任国の生活環境、私の健康状態など…
今も変わらず心配しているはずです。ただやはり私の意志を尊重してくれ、理解してくれて本当に感謝しています。
一次試験応募書類の添削・二次試験の振り返り
青年海外協力隊の一次試験へ応募する際には職種別に課される課題があると思います。
その課題の添削を行いました。
大学時代からお世話になっていた方や仲の良い友人、青年海外協力隊OBOGの方など。
コンタクトを取ったOGの方は村落開発普及員(今の「コミュニティ開発」)として活動していたので、添削していただき、アドバイスをいただきとてもありがたかったです。
青年海外協力隊OG・OBに書類を添削してもらうのは効果的だと思いますよ!
二次試験で聞かれた質問についても自分でしっかりと反省をしました。
合格者との比較
自分が応募した要請にどんな人が合格したのか気になったのでネットやTwitterで検索しましたね(笑)
例えば「青年海外協力隊 2015年秋募集 合格 ネパール」とか。
合格した人って割とTwitterで結果をつぶやいたりblogやってたりするんです(笑)
「こんな人が応募してたんだ!受かるんだ!」「俺にはこんな知識や技術ないな!」
なんて見て思ったことを覚えています。
合格者を知れば、次回募集時にどの要請内容にするか・自分に何が足りないのかを考える際に参考になる気がします。
登録期間中に考えていたこと。
登録期間は約6ヶ月。
私は「1ヶ月以内に連絡が来なかったら、諦めて次へ切り替えよう」と考えていました。
繰り上げ合格になる人もいればならない人もいるのが現実です。
相談させていただいた青年海外協力隊OGの方も4回目の応募でやっと合格したと言っていました。同期隊員の中にも登録になったがそのまま連絡が来なかったという経験をしている人もいました。
どちらに転んでもいいように準備と心構えはしておきましょう。
また、次回の応募に向けてモチベーションを維持できたのは
「職種の受験者として合格ラインをクリアしている」
という言葉があったからです。この言葉に少し自信を貰いましたね。
では!
Today’s song
「夢番地」RADWIMPS
初めまして!ブログ拝見させていただきました!今回の2016年度春募集の職種コミュニティ開発において「登録」という結果になってしまった者です(^_^;)
登録後に合格となった際の要請について質問がありコメントさせて頂きます。現在活動されているインドの要請は、元々募集時の要請一覧にあり、どなたかが辞退したために繰上げ合格されたのでしょうか?それとも、ボランティア受入国から受け入れたいという形でオファーをもらったのでしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。