ワナッカム!
インドタミルナードゥ州ホスールにて養蚕農家への知識・技術普及活動に取り組んでます、あらちゃん(@kazuuuyama)です。
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絶不調期間に私はまず乃木坂46にハマりました。
グループ内に推しメンを見つけ、応援し、笑顔に癒され、頑張る姿に励まされ、
卒業する姿に一丁前にも喪失感を感じました。
そんな大誤算であった「喪失感」を消すにはどうしたらいいのか考えました。
「そうだ、泣こう。」
鼻水出すくらい泣きたい時に見る大好きなドラマがあります。
みなさんは「僕の生きる道」ってドラマを知ってますか?
※以下のトピックではネタバレを含む場合があります。ご注意下さい。
Contents
「僕の生きる道」のあらすじ
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「僕の生きる道」は草彅剛さん主演のドラマです。
放送されたのは2003年1月なので今から13年前…年とったなあ(笑)
大まかなあらすじですが、
草彅さんが演じる「中村秀雄(ナカムラヒデオ)」は進学高校の生物の先生。
28年間平凡に生きてきたある日の健康診断。その結果、彼は再検査となり「余命1年」と宣告を受けます。
余命1年と宣告された中村秀雄は自身の人生に後悔し、絶望し、死の恐怖から逃れるために自殺未遂まで起こします。
奇跡的に一命を取り留めた彼は母の言葉から「残りの人生を後悔のないように生きる」と決意し、最愛のパートナーやクラスの生徒などと共に「最期の日(死)」を迎えるまで彼は精一杯後悔のない人生を送ってゆきます。
地味に豪華なキャスト
主演はSMAPの草彅剛さん。来年にはもう「元SMAP」になるのがびっくり…
草彅さん以外の「僕の生きる道」に登場するキャストが地味に豪華なんですよ!
主要キャスト
草彅剛さんの相手役は矢田亜希子さんです。
草彅さんが勤める高校の同僚教師であり、後に最愛のパートナーとなります。この頃の矢田亜希子さん…美しすぎる。本当に美しすぎる。
数学のイケメン教師には谷原章介さん。また矢田亜希子さん演じる教師の「父親兼高校の理事長」役として大杉漣さん、主治医は名脇役でもある小日向文世さんなどなど…地味に豪華なキャストです。
生徒役のキャスト
「今となって」ですが、当時の生徒役のキャストがなかなか凄い。
生徒役として綾瀬はるかさんと市原隼人さんが出演しています。二人とも話の中で取り上げられることがる重要な登場人物です。
個人的泣ける回ベスト3
「僕の生きる道」見返すたびに私は泣き疲れていますが特に鼻水垂らしながらオメオメ泣いている話ベスト3ご紹介!
第6話「悲しきプロポーズ」
草彅剛さん演じる中村秀雄が矢田亜希子さん演じる秋本みどりに自身の病気と余命を告白するという回です。「ピピ島」というワードが頭に残る回でもあります(笑)
秀雄とみどりは話が進む中で交際をするようになります。秀雄は自身の病気について早くみどりに話さなければと思ってはいるものの…なかなか踏み出せません。
みどりは秀雄との将来のハネムーン旅行の行き先について話をしている時にようやく秀雄が自身の病気と余命を告白(プロポーズ)し、別れを切り出します…
告白後のみどりの気丈な振る舞いと涙、ビデオを見つめる秀雄の悲しい顔シーンに号泣です。
第7話「間違われた婚約者」
母親に病気について話をするために実家のある田舎へと帰る秀雄。途中思い出の教会に立ち寄りますが、そこにはなんとみどりがおり、話の流れで秀雄に実家に泊まる流れに…
結局、病気を母に告白することができずに終わってしまう秀雄ですが、気持ちに対して正直に生きるみどりの姿勢、母の手紙、同僚の言葉により「正直な」気持ちをみどりに伝えます。
そして母親へ病気を告白するための電話をみどりに寄り添われながらする…
のですがこのシーンが本当に号泣です。電話が進む中でどんどん丸くなっていく母親の悲しげな背中はとっても印象的。
第10話「最後の誕生日」
秀雄が29歳の最後の誕生日を迎える回です。
合唱と受験を両立させるために模試でA判定を目指し努力する生徒。その努力は報われ生徒全員がA判定を取り合唱を続けることができます。合唱コンクールの予選も通過し本選へ向けての練習の時、生徒とみどりがサプライズで秀雄の29歳の誕生日をお祝い。
「ありがとうございます。僕は今日29歳になったんですね。29歳です…」
その後誕生日とハネムーンを兼ねて秀雄とみどりは温泉旅行に出かけます。
夜ふと目が覚めたみどりは一人ソファに座る秀雄を見つけ近づきますが…
ここからのシーンが号泣です。思い出すだけでも泣けてきます。是非見てもらいたい!
好きな言葉やエピソード
「僕の生きる道」では素敵な言葉やエピソードにたくさん出会えると思います。ドラマを通じて私が出会った素敵な言葉を少し紹介。
「1年って28年よりも長いですよね?」
第2話では自殺未遂を試みるほど生きる希望をなくしてしまった秀雄。
そんな秀雄が母との電話で
「自分の命を絶つ権利なんて自分にはない。人生最後の日まで生きる。」
と決意した気持ちがこの言葉に詰まってます。
「読まなかった本」
このドラマの名シーンとしてよく取り上げられるシーンです。
ここに「1冊の本」があります。
この本の持ち主は、この本を読みたいと思ったので、買いました。
しかし、今度読もう今度読もうと思いつつ、すでに1年が経ちました。
この本の持ち主は、これを読む時間がなかったのでしょうか?
たぶん違います。
読もうとしなかった。
それだけです。
そのことに気づかない限り、5年経っても10年経っても、持ち主がこの本を読むことはないでしょう。
受験まであと1年です。皆さんの中にはあと1年しかないと思っている人もいるかもしれません。
でも、あと1年しかないと思って何もしない人は、5年あっても10年あっても何もしないと思います。
だから、1年しかないなんて言ってないで、やってみましょう。
この1年、やれるだけのことをやってみましょう。
「たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える。」
第7話で主治医の先生(小日向文世)がみどりに対する自分の気持ちに正直になれない秀雄に対して言ったセリフです。
ルターの言葉の引用ですね。
「誰かに甘えられたり頼られたりすることで幸せになれることもあるんだからね。」
第7話で秀雄が田舎に帰った際にもらった母からの手紙に書かれていた言葉。
この言葉が出る流れになった肩もみのシーンもとっても好きだし、この言葉もとっても共感出来ます。
誰かに甘えられたり頼られたりするのって嬉しいよね?
「僕の生きる道」で泣きすぎた結果…
「死」というテーマについての作品である「僕の生きる道」。
その中でたくさんの印象的なエピソードや言葉に出会うことができます。
今回作品を見直して一番響いた言葉は
「1年って28年よりも長いですよね?」
という言葉。
私にとってのインドでの残りの約1年半は生きてきた27年よりも長いのかもしれません。充実した期間なのかもしれません。辛く苦しい期間なのかもしれません。
でも27年間培ってきたものを約1年半の期間に凝縮させたいと思いました。
下を向きながらでも前に進んで、転びながら、手や足や頭を使いながら必死にもがいて、周囲の助けを借りて、一歩一歩前に進みたい。進めなくても少しでも後で後悔しないように努力をしなければって思いました。
また何よりも、「僕の生きる道」は何度見ても泣ける作品。
ストーリーが進むにつれて涙腺は崩壊していくので前半(特に第1話と第2話)の暗さにめげることなく見続けてください!笑
この作品で泣きまくった私。
「もう涙も枯れた!これで頑張れる!」
と思いきや…まだそうはなりませんでしたとさ。
絶不調期間その3へ続く。
Today’s song
「世界に一つだけの花」SMAP