ワナッカム!
インドタミルナードゥ州ホスールにて養蚕農家への知識・技術普及活動に取り組んでます、あらちゃん(@kazuuuyama)です。
絶賛スランプ中ですが2月からまた頑張ろうと思います。
先月のことですが、初!?の国内旅行へインドで活動している隊員とケララ州へ旅行してきました。
そしてケララ州が大大大好きになりました。
ケララへ旅行に行く方は是非参考にしてみてください!
Contents
ケララ州って?
ケララ州は南インドを代表する観光地。
州の西側はアラビア海に面しているために新鮮な魚料理やインド国内でも有数のビーチ、緑も豊かでバックウォーター(水郷地帯)でのクルーズ、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダなどでも有名な州です。また識字率も2011年の調査ではインドでトップ。教育にも力を入れています。
Day1〜コチ(Kochi)へ〜
そんなケララ州に約1週間旅行に行ってきました。
まずはベンガルールから第一の目的地であるコチ(Kochin)へ移動。
ベンガルールからは飛行機(約1,200Rs)で移動。1時間以内であっという間にコチン国際空港へ到着。※ベンガルールからバス移動も可能。チケット予約サイトは「redBus」。

コチン国際空港(COCHIN INTERNATIONAL AIRPORT)
空港からコチの観光エリア(Fort Kochi)までは空港から出ているバスを利用(85Rs)。バス以外でもオートやタクシー(UberやOLA)も利用できますが、バスと比べて10倍くらい値が上がるのを覚悟しておきましょう。観光エリアまでは2時間くらい。
コチでの宿はホームステイを利用しました。
Fort Kochi周辺のエリアにはホームステイできる家がたくさん!そこらじゅうにある感じ。
ホームステイがビジネスとして根付いている観光地は初めてでした。ホテルを取るよりも値段的にもお得なのでコチでの宿泊はホームステイがおすすめ。旅行だし、朝食・ランチ・夕食は外で食べるケースがほとんどだと思うので、「宿は寝るだけ」って考えるならなおさらホームステイかなと。
Jojies Homestay Fortkochi, コーチの写真を見る – Booking.com
利用したホームステイのスタッフは英語もでき対応も丁寧でしたよ。(何より安かったし、狭い部屋しか用意できなかったらしく値段も支払い時に割り引いてくれた。)
Day2〜コチ散策〜
Teapot Cafe
2日目はコチ散策。まずは朝食ということで「Teapot Cafe」という店に行きました。
朝食のメニューも充実していて朝から優雅にいい1日のスタートがきれるようなカフェですよ!店内には「Teapot Cafe」とうこともありインテリアに「Teapot」が飾られていたりします。

Teapot Cafe外観

内装もとっても素敵でした。「落ち着く」という言葉がぴったりな雰囲気。
マッタンチェリー宮殿(Mattanchery Palece)
優雅に朝食を済ませた後はオートリキシャを利用してマッタンチェリー宮殿(Mattanchery Palace)へ。宮殿までの料金は1人あたり50Rsでした。
16世紀にポルトガル人によってコーチ藩王のために建造され、のちにオランダ総督が居住したためダッチパレスともよばれます。建物の2階が博物館として公開されていて建造当初の家具、絵画、壁画を見ることができました。コチの歴史に触れることができて、入場料もたった5Rsなのでかなり満足です。博物館内は撮影は禁止になっているのでしっかりと目に焼き付けましょう。
Paradesi/Jewish Synagogue
マッタンチェリー宮殿の裏側にある「Paradesi/Jewish Synagogue」。「Synagogue」とは「ユダヤ教の会堂」を意味します。ユダヤ人コミュニティがあったマッタンチェリー地区に16世紀に建てられました。
こちらも内部は撮影禁止でしたが、教会という自分の中にあるイメージよりも質素な印象を受けました。
Hotel Seagull
ケララに来てるんだから「海が見えるレストランで食事がしたい!」ということで昼食をとった場所は「Hotel Seagull」。
海もバッチリ見れたし、ビールも美味しく飲めたし、魚介類も食べれたので満足です。
魚介類は日によって値段が変わるらしく安くはなかったですがケララに来てるんなら!ということで注文しました。

ケララライス、カニ、イカ、エビ。予想外のマサラっぷり。

グリルフィッシュ。こちらも予想外のマサラっぷり。
予想外に「マサラ」でしたが…ビールにも海にも料理にも満足!
チャイニーズ・フィッシング・ネット(Chinese Fishing Nets)
お昼を食べた後に向かったのはチャイニーズ・フィッシング・ネット(Chinese Fishing Nets)が見られるエリア。
チャイニーズ・フィッシング・ネットは数百年前からコチで続けられている伝統的な漁法。インドではコチでしか見ることができない漁法だそうです。
巨大な木で組み立てられた仕掛けで、巨大な網を海へ沈め、その網をタイミングよく引っ張り上げて魚を取るという方法。
これが生で見ると想像以上にでかくびっくり。
一緒に行った2人は実際に引き揚げ作業を体験させてもらってました(笑)

引き揚げられた魚。なんて魚なんだろう?
近くにはビーチもあったので昼食後の散歩には最高でした〜。
またチャイニーズ・フィッシング・ネットがある通りには魚を売っている露店がたくさんあります。

露天にはその日取れた魚介類がずらり。
それらの露店で魚介類を買うともれなくその場で調理してくれるんです。(確か魚介類代+50Rsくらい?)コチで魚介類を食べるならこの方法が一番新鮮で安く済むらしいので是非試してみてください!
Loafers Corner Cafe.
昼食後に歩き回って疲れてきたのでふらっと休憩に入ったカフェ。
「Loafers Corner Cafe.」カフェ…とっても良かった!

この窓際の席に座りたかったなー!!
Wi-Fiも完備されていたし、洒落てるし、ドリンクの値段も丁度いい。

Honey Ginger Remonade。100Rs。本当に美味しかった…
ちなみにインドに来てから一番美味しいレモネードが飲めたお店です!
インド伝統舞踊「Kathakari(カタカリ)」
美味しいレモネードを飲んで疲れを癒した後はインド伝統舞踊「Kathakari(カタカリ)」を観に行ってきました!
南西インド,海岸ぞいのケーララ州の舞踊劇。数多くの民俗的な舞踊や劇などから発展し,16世紀ころに形態が整えられた。16~17世紀に,土侯たちの庇護の下に非常に栄え,なかには土侯自身で脚本を書くものもあった。ほとんどヒンドゥー教寺院の境内で演じられ,演者はすべて男性であったが,最近では女性の役を演じる女性の踊り手も出てきている。物語は《ラーマーヤナ》や《マハーバーラタ》からとられており,ケーララ州の言語,マラヤーラム語で歌手によって歌われる。
引用リンク:https://kotobank.jp/word/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%AA-1154519

時間があれば役者のメイクアップ風景から見るのがオススメ。
演者さんの表情筋どうなってるんだ!!って思うくらい演者さんの表現力が凄かった。演じている際にはセリフは一切なくダンス・動作・顔の表情で感情を表します。一つ一つの動きに意味があるので食い入るように見てました。日本の歌舞伎に少し似ているんじゃないかな?って思いました。(日本に帰ったら歌舞伎観たい!って思った)
カタカリが演じられる前に一通りの顔の動きや動作を(英語で)解説してくれるので言葉はなくとも劇中は「お、今こんなこと思ってるんだ!」っていうのが分かるかと思います。インドの伝統に触れる貴重な機会でした!
Tibetan Chef Kitchen
夕飯はカタカリを見たKerala Kathakali Centreのすぐ近くにあるチベット料理「Tibetan Chef Kitchen」で食べました。
ここがマジでうまかった!!! チベット料理は裏切らない。
コチ満喫
こんな感じでコチ散策は終了。
魚は食べれる、インドとは思えないおしゃれな街並み、ヨーロッパに統治されていた時代の建築物や歴史、インドの伝統、ケララに住む人の優しさにも触れられてコチをかなり満喫できたと思ってます。マーケットにも素敵な服やバックや雑貨がたくさんでした。

コチの街並み。銀のひらひらがいい感じ。

路地。壁に描かれている絵が旅行してる感を高めてくれる。

キリスト教徒が多いケララには教会もたくさんです。

Ferry Terminalに続くマーケット。

雑貨。物欲を刺激するもので溢れてる。
ケララへ観光するならコチは必須でしょう!また行きたい!
ケララに住む人って外国人を見てもただただ凝視するだけじゃなくてニコって微笑んでくれるのがいいんよね。
まだまだ旅行は続きます!では。
Today’s song
「Alaways coming back」ONE OK ROCK
はじめまして。とても素敵な雰囲気の記事ですね。
わたしは来年二月にスリランカへアーユルヴェーダを受けに行くので有名なケララについても調べていたところです。ちょっとひとりで行くのはむずかしそうだけど、温かいところなんだな~と関心が深まり行ってみたくなりました。
大好きなことをして周りにそのパワーを注いでいかれてるところ、いいなぁと思いました。
これからも楽しくがんばってくださいね。