前職の経験をどう活かせるのだろうか?

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ワナッカム!

約3年間という短い社会経験を経て青年海外協力隊になった私。その3年間で培った経験をどう活かせるんだろうか?

少し考えてみました。

人材派遣会社での仕事

青年海外協力隊前は人材派遣会社で働いていました。

「派遣」っていうとイベントスタッフ・工場スタッフ・エンジニアスタッフなど思い浮かべるかと思います。私の会社は「人材派遣/請負業務」をしていました。「派遣」と「請負の違いはこちら

現場研修・営業・労務管理・採用

現場研修

某お菓子工場の現場に入って研修をしていました。実際の作業内容や工程、製造現場における生産/品質管理体制と方法、スタッフの人間関係(工場という「社会」における)など経験ができました。

単純作業を1日8時間やるのって体力的・精神的・性格的に本当にしんどいです!

営業

新規と既存取引先の拡大。既存取引先における同業他社との差別化、シェア拡大、関連会社へのアプローチなど。

会社の方針と業界事情が絡み新規を取ってくるのは困難でした。既存の規模拡大を営業ではやっていましたね。(会社に人材依頼が来る場合もありますが…社内的な基準もありきつかった。)

労務管理

人材育成(安全教育、講習etc)、スタッフのメンタルケア、作業環境向上への取り組みなど…休み関係なくやっていましたね。労務管理業務には営業業務も含まれていたので私の名刺には「労務管理」という肩書きがありました。

現場スタッフが「全員毎日休まず出勤する」。

当たり前だと思っていたことがどれだけ重要で難しいことかがわかりましたね。

採用

派遣社員に対する面接などです。採用したスタッフを管理するのは私。なので私が採用するスタッフを見極める必要があります。(採用担当者ももちろんいましたが、私が対応できる時は対応しました。)約3年間で何百人の面接をしたんだろうか?

前職で活かせそうなこと

  • 5S3定
  • 安全/生産/品質/衛生管理
  • PDCA
  • 現場の声を聞く(情報収集)
  • 情報を引き出すためのコミュニケーション力
  • 対人力・人選力・交渉力

こんな感じかな。もっと時間をかけて自分を美化して考えたら色々出てきそうですが。

「ものづくり」においては「5S3定」「PDCA」「安全/生産/品質/衛生管理」は共通項な気がします。「養蚕」では「シルク(絹)」を生産します。農村(現場)で農家(スタッフ)と関わる私にとって活動に行き詰まった時は何かヒントになるかもしれませんね。

CPも養蚕農家も「人」

活動をやる上でベースとなるのは「良好な人間関係の構築」です。

前職では10代から50代後半まで…性別も性格も年齢も国籍も経歴も仕事に対する考えも異なる人々を多く見てきました。

常識(私が思っていた)が通じない人は山ほどいましたし、一方で人間的に素晴らしいなと感じる人もたくさんいました。

同じ日本人ですら千差万別なんだということを身を持って理解することができました。

このことが絡んで辛い経験をなんどしたのかわかりません。ただスタッフや取引先が私に感謝を表してくれた瞬間は苦しい時間のことも忘れられましたね。自分の一番の武器は、上で挙げたものたちではなく「この認識が身についていること」なのかもしれません。

CPも養蚕農家もひとりの異なる人間です。

人を見極め、受け入れ、良好な関係を築ける力を身に養いたいものですね。

尽(人)力します。

Today’s song

「Get Back」The Beatles

記事を書いている人


名前:あらちゃん
年齢:28歳
出身地:静岡県
静岡県立大学国際関係学部卒。若者支援団体「若者エンパワメント委員会(YEC)」OB。エンパワメントの重要性を認識。
卒業後は人材派遣会社(東証一部上場)にて、製造工場での現場研修の後、営業・採用・労務管理として3年間勤務。青年海外協力隊へ応募し登録から合格へ。27年度3次隊。駒ヶ根訓練所。インドにて養蚕普及活動に携わる予定。

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