ワナッカム!
6/24に26-1青少年活動隊員の任地で開催されたイベントのお手伝いに行ってきました!普段の活動では触れ合うことのできない子供たちに元気をもらえましたよ。
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Duraisamy Generous Social Education Association(DGSEA)
先輩隊員の活動場所は「ドゥレイサーミ・ジェネラス社会教育協会(DGSEA)」というNGOです。
Duraisamy Generous Social Education Association

村落風景
DGSEAは1979年に現理事長V.クリシュナムルティ(なんと御年90歳)が創立したNGOです。家庭の経済状況により、子供の学ぶ権利が阻害されることがあってはなりません。DGSEAは子供たちの衣食住及び教育を無償で提供し、経済的に困窮する保護者の負担を軽減しています。DGSEAは現在、家庭での養育が困難な児童が生活する養護施設(ホステル)、村の児童が通う学費無償の小学校と中学校、村の保育所、低所得者のための高齢者施設を運営しています。高齢者施設は2011年、日本政府の草の根文化無償資金協力を受けて建てられました。

office入り口
創設者の写真入り看板はインドって感じですね。
タミフェス①
このイベント名はズバリ「タミフェス」。正式には「Tamil-Japan Festival in Vilvarayanallur」です。
目的は、
- タミルナードゥ州内で活動する青少年活動隊員の配属先の子どもたちと、在チェンナイ(等)日本人との間の交流の促進。
- 歌・ダンスをとおした双方向の文化紹介。タミル語手遊び歌の普及。子共も大人も、日本人もタミル人も、文化や価値観は違えども、実際に身体を動かしともに声を合わせる楽しさを味わう。
- 各自が準備したものを持ち寄り、協力して一つの作品をつくり上げることをタミルの子どもたちが身をもって体験する。
- 参加・来場者がひとつでも日本・タミルの歌・ダンス・手遊び歌をおぼえて、今後の文化交流につなげる。
1日間のイベント参加をとおして、参加者全員が日印の文化の橋渡し役となることが最大の目的です。

タミフェス会場入り口!
私は移動の関係で前々日入り。インド各地から活動中の隊員も集まり準備とリハーサルをしました。

会場ステージにてDGSEAの子供たちによる「タミル語手遊び歌」のリハ。

ステージ前

夜は「ソーラン節」の練習!

女子生徒による「Orvan Orvan」というダンスの練習。遅くまで一所懸命頑張っていました。
ステージ合わせて会場は3つ。各会場にJOCV が割り当てられ、それぞれの役割も振り分けられています。
私は当日の駐車場係。と言っても村に駐車場なんてものはないので歩きまわって空き地を探しました!笑
タミフェス②
タミフェス当日です!

当日の会場様子。こんなにも人が!200人はいたとかいないとか。
プログラムは
- 開会式
- ウェルカムダンス「南中ソーラン節」
- コンサートの成功を祈願する「プシュパンジャリ」
- DGSEA理事長挨拶
- 来賓挨拶
- 合唱「Over Drive」」「何度でも」 チェンナイ合唱部
- ダンス「ようかい体操第一」Garden of Peace・DGSEA ・生徒有志の皆さん
- ミニワークショップ「タミル語手遊び歌」
- 休憩
- ダンス「バッレーラッカ」(映画「ボス その男シヴァージ」) ダンサーゲスト
+DGSEA生徒 - 合唱「たなばたさま」 チェンナイ合唱部・DGSEA生徒・有志の皆さん
チェンナイ合唱部の皆さんとDGSEAの生徒たち
- ライブ演奏「まつり」
「まつり」演奏の様子
- ライブ演奏「オルヴァン オルヴァン ムダラーリ」(映画「ムトゥ 踊るマハラジャ」主題歌」
歌われているゲスト出演者はなんとタミル語で熱唱!
- 閉会式
盛りだくさんでしたねー。ちなみに私は駐車場係・受付補助・食事補助など忙しくて「ようかい体操第一」しか見れませんでした…笑 パフォーマンスの様子は他の隊員から拝借してます。写真がちょくちょくない…

浴衣の着付けを行いました!

DGSEAの生徒たちと!本当に可愛い!

ダンス用の虎のお面とペイント①

ダンス用の虎のお面とペイント②

虎のヒゲを製作中!

DGSEA 生徒たち
タミフェスでは同じタミルナードゥ州で活動している26-3青少年活動隊員の配属先である「Garden of Peace」からも生徒たちが招待されました。

GoP生徒たち①食事はもちろん「ミールス」!

GoPの生徒たち②

こちらはチェンナイ・カラオケ・バンド(CKB)のリハの様子。
イベントは大変な盛り上がりを見せて終了しました!パフォーマンスのみならずDGSEAやGoPの生徒たちんい積極的に交流していく日本人参加者の様子が見れて良かったです。子供たち(参加者ももちろん)も本当に楽しんでいましたよ。これだけの大人数のイベントで事故も怪我もなく終われて良かったですし、目的も達成できた部分が多かったと思います。
イベントに参加して
「運営サポート」としてイベントに参加しましたが、
- 運営本部の設置
- 実施内容の把握
- 人員配置とTTの把握
- 会計管理
- VIP対応
などここでは細かく書ききれないほどの課題が見つかったのも事実です。
やはり「準備:本番=7:3」ぐらいの関係でやらないとですね。今後の自分の協力隊生活に活かさないと。ただ当日のトラブルには対応できていました。さすが協力隊って思った点ですかね。
そしてイベントを企画した先輩隊員の「語学力」と「人を巻き込む力」には驚かされました。インドにある100世帯ほどの小さな小さな村落にこれだけの日本人が集まるなんて…交流イベントが実施されるなんて…まさに「青年海外協力隊」の活動成果ですね。当日までイベントを知らなかったはずの村人も何名も音に誘われて来場していました。
たくさんの刺激を受けることができ大変でしたが充実したイベントでした。
Today’s song
「祈跡 -in album version-」RADWIMPS